GmailやGoogleスプレッドシート、Slackをアプリビルダーに接続する
Mythexは、普段お使いのツールを操作できるようになりました。Gmail、Googleスプレッドシート、Slack、Notionなど数百のアプリを一度接続すれば、チャットでエージェントに、シートの読み取り、メールの送信、メッセージの投稿などを依頼できます。接続されるのはお客様のコードではなく、お客様のMythexアカウントです。エージェントが認証情報を見ることはなく、リポジトリに何かが書き込まれることもありません。
機能の概要
コネクタとは、Mythexのアカウントと、お客様が別の場所で持っているアカウントとをつなぐ接続のことです。一度設定すると、チャットでそうするよう頼んだときに、エージェントがお客様に代わってそのアカウントを使えます。たとえば次のように依頼できます。
「Q4 pipeline」のシートを読んで、そこからダッシュボードを作って
エージェントは、そのタスクに適したアクションを見つけ、必要な引数を確認して実行します。その裏では、次の4つのツールが動いています。
| ツール | 役割 |
|---|---|
AppListConnections | 接続しているアプリを一覧表示する |
AppSearchTools | タスクに合ったアクションと、それが受け取る引数を探す |
AppConnect | 必要なアプリを接続するためのリンクを提供する |
AppRun | 接続済みのアカウントに対してアクションを1つ実行する |
エージェントが、まだ接続していないアプリを必要とする場合、処理は段落の中に埋もれたリンクではなく、接続ボタンのあるカードで止まります。それを押し、開いたタブで承認して戻ってください。カードが接続を検知し、接続済みに変わります。もう一度依頼すると、エージェントは作業を再開します。待っている間に、データを推測したり、スプレッドシートを作り話で埋めたりすることはありません。
この機能を作った理由
実際のデータ(見込み客のシート、受信トレイ、チームのチャンネル)を扱うことで、役立つものを作れることがよくあります。その従来の方法は、APIキーを作成し、設定ファイルに貼り付け、コミットに混ざらないことを願うというものです。これは、非エンジニアにとっては面倒で、誰にとってもリスクがあります。
コネクタは、キーをこの仕組みから取り除きます。ほかのサービスにサインインするのと同じように、プロバイダーにサインインします(専門用語ではOAuthです)。認証情報はMythexの接続サービスに残ります。
- 保存時に暗号化されます。
- プロジェクト、
.env、生成されたコードに書き込まれることはありません。 - アプリを構築するサンドボックスに送られることもありません。サンドボックスは、サーバーに呼び出しを依頼し、その結果だけを受け取ります。
- 接続を解除したとき、またはアカウントを削除したときに削除されます。
使い方
アプリを接続する
- コネクタを開きます。左サイドバーのプロジェクトの下にあります。プロジェクトの中では、メッセージ入力欄の隣にある**+を押してコネクタ**を選ぶこともできます。今の作業を中断せずに、現在の画面の上に開きます。
- アプリを検索します。検索は、画面に表示されているものだけでなく、カタログ全体が対象です。
- 接続をクリックします。プロバイダーのサインインページが新しいタブで開くため、プロジェクトや書きかけのメッセージはそのまま残ります。
- そのページでアクセスを承認します。
- Mythexのタブに戻ります。アプリに緑の点が表示され、接続済みと表示されます。
プロバイダーが求める権限はすべて承認してください。特にGoogleでは、アクセスが製品ごとに分かれています。Gmailだけ承認してDriveを承認しないと、接続は中途半端な状態になり、エージェントがそれを使おうとするとACCESS_TOKEN_SCOPE_INSUFFICIENTと報告します。その場合は、接続を解除してから、もう一度接続し、すべてを承認してください。
欲しいものを依頼する
接続したら、ふつうの言葉でそのまま伝えてください。ツールやアクションを指定する必要はありません。
接続を解除する
コネクタを開き、左のリストで接続済みに切り替えて、アプリにカーソルを合わせます。接続を解除を押すと、Mythexのそのプロバイダーに対するアクセス権がすぐに取り消されます。エージェントがすでに作ったものはそのまま残ります。ただし、そのアカウントにはもうアクセスできなくなります。
計画モードではメールを送らない
質問モードと計画モードでは、エージェントは見るだけです。接続の一覧を確認したり、接続で何ができるかを調べたりはできますが、アクションを実行したり、接続を開始したりはできません。そのため、計画モードは、受信トレイやチャンネルに触れる前に、やりたいことを整理するための安全な場所です。詳しくは、作る前に計画するをご覧ください。
カスタムMCPサーバー
すべてがカタログにあるわけではありません。コネクタ → カスタムMCPでは、任意のMCPサーバーのURLを指定できます。自分のサーバー、会社のサーバー、ベンダーから提供されたサーバーなど、どれでも構いません。名前とURLを入力し、認証方法を選んで、追加して認可を押してください。
- サーバーがサインインを求める場合は、そのサーバー自身の同意画面がタブで開きます。
- 固定のトークンが必要な場合は、Bearerトークンの欄に貼り付けます。保存されたトークンは、二度と表示されません。
- 何も必要ない場合は、すぐに接続されます。
ツールの一覧は、そのタイミングで読み込まれます。そのため、URLを間違えたり、トークンが拒否されたりした場合は、作業の途中ではなくフォームの段階で失敗します。削除せずにサーバーをオフにすることもできます。ツールを変更した後は、更新で再読み込みできます。サインインは、バックグラウンドで自動的に更新されます。1アカウントにつき、最大10のサーバーを追加できます。
制限事項
- 接続はお客様のものであり、すべてのプロジェクトで共有されます。
- カタログに載っているすべてのアプリが、まだ接続できるわけではありません。 一部は対応しておらず、利用できないと表示されます。
- レート制限が適用されます。 エージェントが接続済みのアプリを呼び出せる頻度には制限があり、これはお客様自身のプロバイダーのアカウントの割り当てを保護するためです。
- プロバイダーが許可を取り消したり、期限切れにしたりした場合(パスワードの変更やワークスペースの権限変更の後によく起きます)は、エージェントがそのアプリの再接続が必要だと伝えます。接続を解除して、もう一度接続してください。
この記事は、エージェントがチャットでお客様のためにできることについてのものです。全体像については、コネクタのドキュメントをお読みください。