WordPressの代替サービス:2026年版に比較した6つの選択肢
WordPressの代替として最適なのは、運用の手間をかけず簡単に使いたい場合のWixとSquarespace、デザインの自由度を最優先する場合のWebflowとFramer、主に記事やニュースレターを発信する場合のGhost、そして、サイトが本格的なソフトウェアに近づいた場合にAIアプリビルダーのMythexで作るカスタムアプリです。WordPress自体は、無料で、オープンソースで、柔軟性も高い、依然として強力な選択肢です。古くさく感じるからという理由ではなく、特定の悩みが時間やお金を奪っている場合に乗り換えを検討してください。
WordPressの代替を探す理由
- メンテナンス。 セルフホストのWordPressでは、本体、テーマ、プラグインを最新に保ち、バックアップとセキュリティも管理する必要があります。その作業をホスト型のビルダーに任せたい人もいます。
- プラグインの増殖。 多数のプラグインに依存するサイトは、アップデート後にどれか一つが壊れると、遅くなったり不安定になったりすることがあります。
- デザインの自由度。 正確なカスタムデザインを実現するには、カスタムテーマの開発やページビルダーが必要になることが多いです。ビジュアル優先のツールの方が早い場合があります。
- 発信に特化したい。 主にブログ、ニュースレター、有料購読を運営したい人は、それだけのために作られたツールの方が合うかもしれません。
- サイトがアプリになった。 クライアント用ログイン、ダッシュボード、複雑なデータ処理はプラグインでも可能ですが、目的に特化したアプリの方がシンプルな場合があります。
WordPressの代替サービス比較
| ツール | 向いている用途 | 使いやすさ | ホスト型かセルフホストか | 有料プランの最低価格(2026年9月時点) |
|---|---|---|---|---|
| WordPress.com | サーバーを管理せずにWordPressを続けたい場合 | 普通 | ホスト型(WordPressはオープンソース) | 年払いで月$4 |
| Wix | 中小企業向けの総合的なサイト | 簡単 | ホスト型のみ | 地域により異なる |
| Squarespace | 手間をかけずに洗練されたサイト | 簡単 | ホスト型のみ | 年払いで月$12(米国ドル) |
| Webflow | デザイナーとマーケティングチーム | 難しい | ホスト型。有料Workspaceプランで静的コードを書き出し可能 | 年払いで月$15 |
| Framer | 素早く作る、デザイン重視のマーケティングサイト | 普通 | ホスト型 | 年払いで月$10 |
| Ghost | ブログ、ニュースレター、有料会員制 | 簡単〜普通 | ホスト型(Ghost(Pro))またはセルフホスト(オープンソース) | 年払いで月$18 |
| Mythex | チャットから作るカスタムWebアプリやサイト | 始めるのは簡単 | ホスト型。Proでエクスポート可能 | 月$25 |
価格は変わることがあり、ベンダーによっては地域ごとに価格を変えています。購入前に、お住まいの国の料金ページをご確認ください。
比較の方法
2026年9月時点で、各ベンダーの公式サイトに公開されている機能、プラン、価格を比較しました。実際に検証はしておらず、ベンダーのサイトで確認できなかった内容は除外しています。Wixのように地域によって価格を変えているベンダーについては、金額を書かずにプランの内容を記載しています。Mythexの情報は、製品ドキュメントに基づいています。
まずはWordPress.comを検討する
お困りの点がWordPress本体ではなくサーバーの運用である場合、WordPress.comで十分かもしれません。ホスト型のWordPressなので、更新とセキュリティは任せられます。2026年9月時点では、広告付きで無料のFreeから、Personalが月$4、Premiumが月$8、Businessが月$25、Commerceが月$45と、いずれも年払いのプランがあります。Personal以上ではプラグインをインストールでき、BusinessにはSFTP、SSH、リアルタイムバックアップが含まれます。将来、ほかのWordPressホストに移る選択肢も残ります。
Wix:手軽なオールラウンダー
Wixは、ドラッグ&ドロップエディター、AIサイトビルダー、AIエージェントのAriaを備えたホスト型のWebサイトビルダーです。EC、予約、メールマーケティング、CRMなどのビジネスツールを含みます。
- 料金(2026年9月時点): 独自ドメインのない無料プランに加え、Light、Core、Business、Business Eliteがあります。Wixによると、価格と通貨は地域によって異なります。
- 強み: 始めるのがとても簡単。内蔵のビジネス機能が豊富。運用の手間がない。
- 制限: Wixのヘルプセンターによると、Wixのサイトはwixのサーバー上で運用する必要があり、別のホストへ書き出すことはできません。
- 向いている人: プラグインの保守から最も簡単に離れたい人。
Squarespace:手間をかけずに洗練されたデザイン
Squarespaceは、デザイナーズテンプレートと一貫したルックで知られています。Blueprint AIで初期サイトを生成でき、ECやスケジュール、会員制、メールキャンペーンにも対応しています。
- 料金(2026年9月時点、米国ドル表示): Basicが月$12(年払い)、Coreが$17、Advancedが$25。14日間の無料トライアルがあります。Basicプランでは、ストアでの販売に2%の手数料がかかります。
- 強み: 手間をかけずに見栄えのよい結果を出せる。ホスティングとセキュリティはすべて任せられる。
- 制限: よりテンプレート中心で、コンテンツの書き出しはWordPress形式のファイルへの部分的なものに限られます。
- 向いている人: プロフェッショナルな見た目のサイトが欲しく、何も管理したくない人。Wixとどちらにするか迷う場合は、SquarespaceとWixの比較をご覧ください。
Webflow:デザイナー向け
Webflowは、レイアウトとスタイルをビジュアルに制御でき、強力なCMSとホスティングを備えています。AIでプロンプトからサイトを作ることもできます。
- 料金(2026年9月時点、サイトごとに年払い): Starterは無料、Basicは月$15(CMSなし)、Premiumは月$25(CMS付き)。
- 強み: デザインの精度、構造化されたコンテンツ、プラグインの更新が不要。
- 制限: 学習曲線が急です。コードの書き出しは有料のWorkspaceプランで利用でき、CMSや動作するフォームは含まれません。
- 向いている人: サイトをデザイン通りに見せたいご本人、またはデザイナーがいる場合。詳しくはWordPressとWebflowの比較をご覧ください。
Framer:速く、デザイン重視のサイト
Framerは、サイトを公開できるデザインツールです。説明文からページ、セクション、文章を作成するAIも備えています。
- 料金(2026年9月時点、年払い): Framerのドメインで無料、Basicは月$10(独自ドメイン、CMSコレクション2つ、150ページ)、Proは月$30(CMSコレクション10つ、ステージング機能)。追加の編集者は月$20です。
- 強み: デザインから公開までが速い。ビジュアル制御が強力。SEO設定を標準で備えている。
- 制限: サイトそのものに焦点を当てており、Wixのようなビジネスツールや、WordPressのようなプラグインの幅広さはありません。
- 向いている人: 鋭いマーケティングサイトやポートフォリオを作りたく、スピードを重視する人。
Ghost:ライターと発信者向け
Ghostは、ウェブサイト、メールニュースレター、会員制を中心に作られたオープンソースの発信プラットフォームです。
- 料金(2026年9月時点、ホスト版のGhost(Pro)、年払い): Starterは月$18、Publisherは月$29、Businessは月$199。いずれも1,000人までの会員数を前提としており、読者が増えるにつれて料金は上がります。有料購読はPublisher以上で利用でき、Ghostによる追加の取引手数料はありません(決済サービスの手数料は別途かかります)。すべてのプランで独自ドメインに対応しています。
- セルフホスト: Ghostはオープンソースなので、自分のサーバーで運用できます。
- 強み: 発信とニュースレターを一つにまとめている。書く体験がすっきりしている。
- 制限: 多くのページ種類や、発信以外のビジネス機能が必要なサイトには向いていません。
- 向いている人: WordPressのサイトが主にブログやニュースレターである場合。ほかのアプローチについては、AIでブログを作る方法をご覧ください。
Mythex:テーマではなく、アプリが必要なとき
Mythexは、AIアプリビルダーです。チャットで作りたいものを説明すると、AIエージェントがコードを書き、ライブプレビューで動かします。公開先はyourname.mythex.app、またはProプランなら独自ドメインです。
次のような場合に、WordPressのサイトがプラグインでアプリのような機能を支えている状態であれば、Mythexが合います。
- カスタム機能: クライアント用ポータル、独自のルールに沿った予約フロー、検索可能なディレクトリ、会員向けダッシュボードなど。必要に応じて、Mythexは専用のPostgresデータベースとファイルストレージを追加できます。
- 所有権: Proプランでは、コードを編集し、プロジェクトをエクスポートし、GitHubと同期できます。詳しくはデータの所有権をご覧ください。
- クレジットは一つ: 同じクレジットで、構築と、ホスティング、データベース、ストレージの利用料を支払えます。
料金: Freeは$0で、1日5クレジット(月最大30)があり、公開もできます。Proは月$25または年$250で、月100クレジットに加えて1日5クレジット、独自ドメイン、エクスポート、ホスティング料金の半額が含まれます。
WordPressの方が優れている点: WordPressには、書き手向けの成熟したエディター、数千のテーマ、膨大なプラグインがあります。Mythexにはプラグインのディレクトリもドラッグ&ドロップのエディターもなく、変更は言葉で説明するかコードを編集します。また、Mythexには、エンドユーザー向けのログイン機能、メール送信、決済は組み込まれていません。接続する外部サービスはAIが設定します。ブログやコンテンツサイトなら、通常はWordPress、Ghost、またはWebサイトビルダーの方が適しています。
乗り換え前に
- コンテンツを書き出す。 WordPressの標準の書き出しツールで、投稿とページを取得できます。メディアライブラリのコピーも保管してください。
- プラグインの役割を整理する。 各プラグインは、代わりの機能で置き換えるか、不要にするかを決める必要がある機能です。
- URLを対応付ける。 古いURLから新しいURLへのリダイレクトを設定し、検索からの流入を維持します。
- ドメインを保持する。 ドメインを自分で管理できる状態にしてください。独自ドメインの接続方法をご覧ください。
- ドメインを切り替える前にスマートフォンで確認する。
より詳しい手順は、WordPressサイトの移行方法のガイドで解説しています。
結論
運用の手間を減らし、学習の負担も少なくしたいなら、WixかSquarespaceを選んでください。デザインの自由度が必要なら、WebflowかFramerです。出版とニュースレターが目的なら、Ghostです。サーバーの運用だけを誰かに任せたいなら、WordPress.comでWordPressを続けてください。そして、サイトがすでにアプリになっているなら、複数のプラグインの組み合わせを、AIアプリビルダーで作るカスタムアプリに置き換えられます。その他の選択肢については、おすすめのAIウェブサイトビルダーの一覧もご覧ください。
よくある質問
WordPressの代替として最も簡単なサービスは何ですか?
ほとんどの人にとって最も簡単なのはWixとSquarespaceです。どちらもホスト型なので、インストールや更新の必要がなく、AIビルダーで最初のサイトの下書きを作れます。Wixには無料プランがあり、Squarespaceには14日間の無料トライアルがあります。
ブログに最適なWordPressの代替サービスは何ですか?
ライターや発信者に最も合うのはGhostです。ブログ、メールニュースレター、有料会員制を一つにまとめており、2026年9月時点では、ホスト版のPublisher以上のプランでは有料購読に対してGhostによる取引手数料はかかりません(決済サービスの手数料は別途かかります)。Ghostはオープンソースなので、自分のサーバーで運用することもできます。
WordPressに代わるオープンソースの選択肢はありますか?
あります。Ghostはオープンソースで、自分でホストでき、出版とニュースレターに特化しています。Wix、Squarespace、Webflow、Framerなど、ほかの人気のサイトビルダーの大半はオープンソースのソフトウェアではなく、ホスト型のサービスです。
WordPressのサイトを別のプラットフォームに移せますか?
通常は可能ですが、自動的に移る範囲は移行先によって異なります。投稿やページは移行ツールで移せることが多い一方、テーマやプラグインの機能は作り直す必要があります。検索からの流入を維持するため、古いURLからのリダイレクトを計画しておきましょう。