非営利団体の寄付サイトの作り方
非営利団体の寄付サイトは、活動のストーリーを伝え、寄付がどのような違いを生むのかを示し、都度払いと毎月の寄付を安全な決済サービス(Stripeなど)で受け付けます。その裏側では、すべての寄付者と寄付の記録、お住まいの地域のルールに合った領収書、毎月寄付している人が金額を簡単に変更できる仕組みが必要です。AIアプリビルダーでも作れますが、小規模な団体の多くにとっては、ホスト型の寄付プラットフォームのほうが素早くスタートできます。このガイドでは、両方の方法を公平に取り上げます。
寄付サイトに求められること
良い寄付サイトには、4つの役割があります。
- 活動を伝える。 誰を、どのように支援しているのか、そしてなぜ今なのか。長い理念の説明よりも、実際の写真、自分たちの活動から得た実数、短いストーリーのほうが効果的です。
- できるだけ手間をかけずに寄付を受け付ける。 金額の候補、都度払いと毎月払いの切り替え、スマホで使える素早い決済。
- お礼を伝え、領収書を発行する。 寄付の直後にメールで、国が求める情報を含めて送ります。
- お金の使い道を見せる。 活動報告、年次報告書、財務の要約が、寄付者の信頼を築き、再び寄付してもらうことにつながります。
イベント、ボランティア募集、ニュースレター、ショップなどは、後から追加すれば十分です。
必要なページ
| ページ | 目的 | 主な内容 |
|---|---|---|
| ホーム | 第一印象と、メインの行動への誘導 | 理念を一文で、最も印象的な写真、画面の上部に「寄付する」ボタン |
| 寄付 | 寄付フォーム | 金額の選択肢、都度払いか毎月払いか、任意の献呈(「〇〇の追悼に」など) |
| 活動内容・インパクト | 信頼を得る | 事業、成果、許可を得た体験談 |
| 団体概要 | 正当性の証明 | 役員、理事、登録番号(ある場合)、連絡先 |
| 透明性 | 説明責任 | 年次報告書、資金の使い道、公式の届出書類の入手先 |
| お礼 | 寄付の後 | 完了の案内、今後の流れ、共有リンク |
| 寄付の管理 | 毎月の寄付者向け | 金額、支払い方法の変更や解約へのリンク |
寄付の流れ
フォーム
- 金額の候補:それぞれの金額で何ができるのかを一行で添えます(「£25で1週間分の食事を提供」など)。ただし、その主張が活動の実態に合っている場合に限ります。
- 任意の金額:妥当な最低額を設定した入力欄。
- 都度払いか毎月払いか:わかりやすく表示します。どちらをデフォルトにするかは、多くの団体で決めていますが、想定で決めつけず、寄付者にどちらが好まれるかを試してみてください。
- 任意の追加項目:寄付の使い道となる基金やキャンペーン、献呈、そして税制上必要なチェックボックス(英国ならギフトエイドの同意など)。
- 連絡先:必要な範囲にとどめます。領収書に必要な名前とメールアドレスだけにし、住所は領収書や税制上の制度で必要な場合に限って集めましょう。
支払いの処理
自分のページでカード番号を集めないでください。決済サービスのホスト型チェックアウトを使いましょう。
- 都度払いは、選んだ金額で決済ページに進みます。
- 毎月払いはサブスクリプションです。Stripe Checkoutは、都度払いとサブスクリプションの両方に対応しています。
- Webhookで確認する。 決済が成功したとき(また、定期的な寄付が毎月更新されたり、失敗したりしたとき)に、決済サービスがアプリを呼び出します。寄付者がお礼のページに到達したときではなく、そのタイミングで寄付を記録してください。決済の追加方法については、アプリに支払いを追加する方法で、Webhookとテストモードのつながりを解説しています。
- 定期的な寄付は寄付者自身が管理できるようにする。 決済サービスのホスト型カスタマーポータルを使えば、寄付者はメールで連絡しなくても、カードの更新や解約ができます。
領収書
寄付が確認されたら、すぐに領収書をメールで送り、控えを保存してください。領収書に記載すべき内容(団体の情報、登録番号、金額、日付、見返りとして何かを受け取ったかどうか)は、国と団体の法的な立場によって異なります。当社では法的なアドバイスはできません。会計士や専門家に確認し、正確な文言をAIに伝えてください。
寄付者の記録
すべての寄付は、検索とエクスポートができるデータベースのテーブルに記録してください。
- 寄付者:名前、メールアドレス、住所(集めている場合)、連絡方法の設定、同意の日付。
- 寄付:寄付者、金額、通貨、日付、都度払いか定期か、キャンペーン、決済の参照番号、領収書の送信状況。
- 定期寄付の契約:寄付者、金額、状態、開始日、直近の支払い。
ログインの後ろに非公開の管理画面を追加しましょう。スタッフは月別・キャンペーン別の合計を確認でき、寄付者を検索し、領収書を再送し、会計士のためにCSVでエクスポートできます。寄付の活動が、大口寄付者への対応、メモ、フォローアップといった関係管理に広がる場合は、CRMが必要です。CRMの作り方を参照してください。
同意とプライバシー
寄付者のデータは個人情報です。寄付とは別に、マーケティングへの同意を記録し、チェックボックスを最初からオンにしてはいけません。必要なものだけを保存し、管理画面は必要な人だけに制限しましょう。データ保護のルールは国によって異なるため、ご自身に適用されるルールを確認してください。
効果のある最初のプロンプト
小さなフードバンク「Northside Pantry」の寄付サイトを作ってください。ページは次のとおりです。理念と大きな「寄付する」ボタンのあるホーム、3つの活動セクションがある「活動内容」、理事と団体番号がある「団体概要」、年次報告書へのリンクがある「透明性」、そして「寄付」。寄付フォームには、£10、£25、£50の候補と任意の金額、都度払いか毎月払いかの選択、任意のキャンペーンのドロップダウン、名前とメールアドレスを入れてください。決済はStripe Checkoutを使い、私のキーはプロジェクトのシークレットから読み込みます。毎月の寄付はStripeのサブスクリプションにしてください。寄付の記録はお礼のページではなく、Stripeのwebhookから行ってください。寄付が確定するたびに、メールで領収書を送ってください。スタッフはログインして、月別・キャンペーン別の寄付を表示し、CSVでエクスポートできる管理画面を使います。信頼感のある温かいデザインで、スマホでも速く表示されるようにしてください。
構築の手順
- まずコンテンツのページ。 ホーム、活動内容、団体概要のストーリー、写真、構成を固めます。
- テストモードで寄付フォームを作る。 決済サービスのテスト用キーをシークレットに設定し、都度払いと毎月払いのテスト寄付をします。
- Webhookと記録。 テストで行った寄付が管理画面に表示されること、そして失敗したテストカードの寄付が記録されないことを確認します。
- 領収書。 メール配信サービスを追加し、自分宛に領収書を送って、文言を専門家と確認します。アプリからメールを送る方法も参照してください。
- 定期寄付の管理。 ポータルのリンクから、テストの毎月寄付の金額を変更し、解約してみます。記録が更新されることを確認しましょう。
- セキュリティとアクセス。 管理画面にはログインが必要で、寄付者のデータが公開される場所がないことを確認します。AIで作ったアプリのためのセキュリティチェックリストで確認してください。
- 公開。 本番のキーに切り替え、自分で少額の本番寄付をして、返金したうえで、独自ドメインで公開します。
よくある失敗
- お礼のページを信用してしまう。 リダイレクト時に寄付を記録すると、実在しない寄付が生まれます。Webhookを使いましょう。
- フォームの項目が多すぎる。 項目が増えるほど寄付者は離れます。領収書と税制上の制度に必要なものだけを尋ねましょう。
- 毎月の寄付を目立たせない。 毎月寄付してくれる人は、多くの場合、最も価値のある寄付者です。その選択肢を見やすくしましょう。
- 裏付けのない成果の主張。 「£25で家族が1週間分の食事を得られる」といった表現は、きちんと説明できる根拠が必要です。
- 解約の方法がない。 毎月の寄付をすぐに止められない寄付者は、銀行に問い合わせて、苦情を入れることになります。
- 本番のキーをコードに書く。 キーはシークレットに保存し、ページのソースに入れてはいけません。
費用
| 項目 | 補足 |
|---|---|
| カード決済 | 取引ごとに決済サービスが手数料を請求します。非営利団体向けの割引料金を用意している事業者もあるため、直接確認してください |
| 構築とホスティング | Mythexでは、構築、ホスティング、データベースを1つのクレジット残高でまかなえます。詳しくは料金を参照してください |
| メール配信サービス | 領収書の送信に使います。少量であれば無料枠があるサービスも多くあります |
| ドメイン | 年単位で請求されます |
寄付プラットフォームを選んだほうがよい場合
ホスト型の寄付プラットフォームや資金調達ツールを使えば、寄付フォーム、定期寄付、領収書、寄付者のリストを、コードを保守することなく、半日で用意できます。次のような場合に選ぶとよいでしょう。
- サイトを管理できる人がいない。
- 参加者同士の寄付(ピアツーピア)、テキストでの寄付、または既存の資金調達CRMとの連携が必要。
- 今週中に寄付の受け付けを始めたい。
自作を検討すべきなのは、規模が大きくなってプラットフォームの手数料や寄付者のチップが負担になる場合、寄付の体験をサイトとブランドの中に完全に収めたい場合、または寄付がイベント、会員制度、ボランティアのスケジュールなど、ほかの活動と結びついている場合です。寄付と合わせてイベントのチケット販売を行う場合は、イベント申し込みサイトの作り方を参照してください。
Mythexで作る
Mythexでは、チャットでサイトを説明すると、ライブプレビューで確認できます。寄付と寄付者を保存する必要があれば、データベースが追加されます。支払いは、ご自身のStripeアカウントを使います。キーはプロジェクトのシークレットとして保存されます。手順はStripeのレシピで確認できます。Mythexには独自の決済商品はありません。公開はmythex.aiのアドレスで行えるほか、独自ドメインはProプランで利用できます。出発点としては、チャリティー寄付サイトのテンプレートや、AI非営利団体ウェブサイトビルダーが参考になります。
よくある質問
非営利団体のウェブサイトで寄付を受け付けるにはどうすればよいですか?
Stripeなどの決済サービスを使います。サイトには金額の候補が並ぶ寄付フォームを表示し、カード情報の入力は安全な決済ページに移動して行います。決済サービスが支払いを確認したときに、寄付を記録します。カード情報が自分のサイトを通ることはありません。
寄付者は毎月寄付できますか?
はい。決済サービスは定期払いに対応しているため、毎月の寄付はサブスクリプションとして設定できます。寄付者が金額を変更したり解約したりできる仕組みも用意しましょう。たとえば、決済サービスのホスト型カスタマーポータルを使う方法があります。
寄付サイトで税務上の領収書を発行する必要がありますか?
寄付者は通常、領収書を期待しています。多くの国では、寄付が税控除の対象になったり、英国のギフトエイドのような制度の対象になったりするには、特定の情報を記録するか、明記しておく必要があります。ルールはお住まいの国と団体の法的な形態によって異なるため、領収書のデザインを決める前に、会計士や専門家に確認してください。
寄付サイトを自作するのと、寄付プラットフォームを使うのとでは、どちらが安いですか?
寄付プラットフォームは、すぐに始められます。ただし、プラットフォーム手数料がかかったり、カード決済の手数料に加えて、寄付者に任意のチップを求めたりするものもあります。自作のサイトでは、通常はカード決済の手数料とホスティング費用だけで済みますが、構築と保守は自分たちで担う必要があります。プラットフォームの現在の手数料と、想定される寄付額を比べてみてください。